クラウドファンディングに挑戦することで見えた次への一歩。すべては自分の経験値になる

「目標は達成した。しかし、成功だとは思っていない。経験から何を学び、次に活かすのかが大切だと思っている。」

そのように語るのは、遠藤ファーム株式会社 代表取締役の遠藤友章さんと社長の政子さんだ。

お二人は夫婦で会社を経営されている。クラウドファンディングは、2021年4月上旬から約2ヶ月弱行い、達成率135%・支援者72名・支援総額514,550円という結果で幕を下ろした。実際のページがこちら。

【遠藤ファームの新たな挑戦!はちみつをふんだんに使った大地と人に優しいシャンプー!】

(政子さん・友章さん)
この日は、2度目・3度目のクラウドファンディングへの挑戦を控えた中でのインタビューとなりました。

〈聞き手=aya(@mitlilly_kkj)〉

目標は達成したが、成功だとは思っていない

ーー本日はよろしくお願いします!
ーー早速ですが、クラウドファンディングをやって良かったことややってみての感想をお伺いしたいです。

友章さん・政子さん)よろしくお願いします!

友章さん)目標金額は達成していますし、キュレーターの森田さんからは50万円くらいいってるのって成功してるんですよって言われています。でも私たち夫婦としては『失敗したのかな』『勉強だったのかな』という想いが実は強いんですよね。

政子さん)そうなんです、何と無くそんな気がしているんです。農家仲間からもよく「どうして成功したんですか?」って聞かれるんですよね。でも自分としては、成功のうちに入ってなかったんです。支援額が100万行ってるのが成功だと思っていたんですよね(笑)

友章さん)その思いもあって今回は失敗だったかなと思っていました。

また今回のクラウドファンディングではシャンプーをリターンの商品にしたのですが、支援してくださった方のほとんどが妻のインスタグラムのお友達関係だったんです。次にクラウドファンディングをするときは、「もっと多くの方に知っていただくにはどうしたらいいのか?」というステップのところをもっと研究したいなと思っています。

お客様の声をとにかく大切にする

友章さん)今回のクラウドファンディングで発見がありました。今回は生はちみつシャンプーを作ったんですけど、他のリターンにははちみつのみのセットも用意していたんですね。

実際にクラウドファンディングを始めてみると、全然うちらのフォロワーではない方からはちみつセットの注文が入ったんですよ。はちみつがものすごく好きで、はちみつだけを買い求めている方がクラウドファンディングの支援者の中にいらっしゃるみたいなんです。狙った商品が出てきたら購入する、という方。その辺がクラウドファンディングの面白いところですよね。こういったごく一定の縁もゆかりもない人からの注文というのが、「こういう商品が刺さるのか」という勉強に繋がりました。

あとは今回、リターンに「シャンプー」と「食品」を入れたんですが、皆さんの注文から食べ物がお好きなんだなというのもよく分かりました!

今回のクラウドファンディングの文章は主に自分(友章さん)が書いたんですね。それにより、プロダクトアウトな感じの表現が多すぎたのかなと今では思っています。その反省を生かし、次回行うクラウドファンディングのページは、お客様の声を表に出した書き方になってます。

※プロダクトアウト:作り手がいいと思うものを作る・作れるものを基準に商品を作る という考え方
※マーケットイン:プロダクトアウトとは反対の意味を持つ。顧客が望むもの、ニーズを読み取り商品を作る という考え方

政子さん)そうだね、確かに。

次回のクラウドファンディングでは、商品の良さなどがよりリアルに伝わるように前回とは表現の方法を変えています。クラウドファンディングをやる回数が増えると、なんとなく「こうすればこうなるんだ」という法則が見えてくるようになりました。教えてもらっても分からないことは、実際に自分で行ってみて初めて自分に落とし込むことができますね。やってみないとわからないことって本当に多い!

友章さん)今回のプロダクトアウト的な表現では伝えきれなかったものを、次回はマーケットイン的な表現で伝えることにより、より理想的な形で想いや商品を紹介できそうです。やっぱりクラウドファンディング、やってよかったなって思いますね。

ーーなるほど。お客様の声を大切にされているということですが、実際お客様の声はどこから得ていますか?

政子さん)ママ友です!結局、身近な人が買ってくれないと他の人も買わないので。ママ友からの意見で「そうだな」と納得したり、「そこが難点なのか」と新たな気づきを得たりしています。

それでも失敗も多いんですよ、本当に!でもやり続けるしかないなって思ってます。時代もこんなに変化しているので、買う側も売る側も変化しないといけない時代ですよね。そういった意味でも土地に根付きつつ、古き良きは守りつつも、変化しないとなというのをリアルに感じているところです。

クラウドファンディングをするというのは、変な話、自分たちをさらけ出してる感じがすごくあるんですよね。目立つって結構恐怖だったりもする。そういった意味では、今までと違った感じの責任も感じます。でもだからこそ突き抜けないととも思います。

どの業種もそうですけど、本当に農業界っていろんな情勢の関係で食べて行くのが難しいんですよね。なので新たに形を変えて、どうやって生き残りをかけるのかっていうのが本当に今問われています。

昔と違って挑戦したい人には挑戦できる場やツールがあるので、使ったらいいと思います。突き抜けてこのまま進むしかない!という感じですね。もうやるしかないです。

失敗ではない。経験値が上がるだけだ

ーー考え方が本当にかっこいいです。次回のクラウドファンディングも応援しています!
ーー最後になるのですが「これからクラウドファンディングに挑戦したい」と思っている方にメッセージをいただきたいです。

政子さん)あ、私そういえば1度クラウドファンディングに失敗した方のアドバイスに乗ったことがあるんですね。失敗したクラウドファンディングのページの文章を見せてもらって、アドバイスをしました。その方の良いところや、アピールした方が良い点などを伝えて反映してもらったんですね!そうしたら次に挑戦した際には100万円を超える支援があったんですよ!それで思ったんですけど、一回やって失敗したからってそれがダメってわけでもないんだなって。

あとはやっぱり他者からアドバイスはもらった方が良いなとも思いました。

友章さん)失敗しても良いし、失敗したらしたで気付くことがある。うちが50万を成功とは思わずにいたからこそ「そこから何を学ぶのか」とか、「次はこうしていきたい」とかいう風に考えることができたとも言える。こういうことをクラウドファンディングを躊躇してる人に言いたいです。とにかくやれば次が見えてくると。それでも怖ければ、とりあえず設定額を小さくしておくのも良いと思う。

政子さん)失敗でもなく経験でしかないよね。

ーーありがとうございました!終始楽しい雰囲気でしたが、その中に込められた熱い想いに触れることができ、とっても刺激を受けました。『迷っているならとにかくやってみる。』この哲学を大切にして、様々なことに挑戦したいなと思います!

ーー後書き:聞き手のayaが思ったこと

まず感じたこととしては「クラウドファンディングは、何度挑戦しても良いんだ」という驚きです。なんとなく『クラウドファンディングに挑戦するのは1度のみ』という漠然としたイメージがあったのですが、それが一気に覆されました。遠藤さんのお話を聞いて、クラウドファンディングへの挑戦ハードルが下がる人もいるのではないでしょうか?

また特に、すべての経験を学びに変えている姿が印象的でしたし、とてもかっこ良かったです!思ったようにいかなかったとしても、そこで終わらせることなく「次はどう変えたら良いか」「すべてが経験値になって良い!」と前向きに物事を考え、突き進めていく姿勢が力強く素敵でした。

実は遠藤ファームさん、次のクラウドファンディングも用意されているんです!その中のリターンとして「はちみつレモンベース」というものがあるそうです。冬は暖かくお湯で、夏は水や炭酸水などで割って飲むのも良し。ヨーグルトにかけて食べるのも良し。いろんな楽しみ方ができるそうなんです。こちらも個人的にとっても楽しみです!

クラウドファンディングページはこちら!▼

さいたま発!ひまわり畑で誕生した農家が作るおいしいが優しい!はちみつレモンベース

(2023/2/28まで支援が可能です。ぜひご覧ください!)

そしてお二人の会話のテンポが良く、そして面白く、インタビューの途中で何度も何度も笑わせていただきました!ご夫婦で協力し、目標に向かって突き進んでいく姿、とてもカッコ良かったです。今回は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!

遠藤ファーム株式会社

代表取締役 遠藤友章
社長 遠藤政子

新たなクラウドファンディングのページは公開され次第、追記いたします。

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