「クラウドファンディングに対して、最初は抵抗感があったんですよね。」克服し、成功までの道のりとは。

「クラウドファンディングに対して、最初は抵抗感があったんです。だけど理解すればするほどメリットしかないことに気付いた。やり終えた今では、もう一度やりたいと本気で思います。

そう語るのは株式会社WILLIAMSの代表取締役 進藤慶大(しんどう よしひろ:以下、進藤さん)さんだ。

進藤さんのプロジェクトは2021/4/10にスタートし、達成率138%・170人の支援者、そして支援総額4,155,000円を集め、2021/5/30に終了した。実際のページがこちら。

WilliamsBrewery 久喜市 クラフトビール醸造場 〚ブルワリー計画
〜10代20代の経験を活かして30代にして挑む新事業!埼玉県久喜市のアメリカンレストラン〚WILLIAMS BROOKLYN RESTAURANT〛の同じ屋根の下に醸造場(ブルワリー)を作ります。〜

〈聞き手=aya(@mitlilly_kkj)〉

ブルワリーでの進藤さん

多くの方に知ってもらえたことが本当に嬉しかった

ーー本日はよろしくお願いします!
ーー早速ですが、クラウドファンディングをやって良かったことややってみての感想をお伺いしたいです。

よろしくお願いします。

良かった点としては、「遠方のお客様に知っていただけた」という点ですね。実は先日、わざわざ大阪から来てくれた方がいたんですよ。昨日は横浜からも来てくださって・・。皆さんの行動力がすごいですよね!ビール飲みたくて1,2時間かけてくる、新幹線に乗ってくるってとんでもないですよね?

今まで、埼玉県の久喜市という部分でどうしても悔しい思いをしてきたことがたくさんあったんですよね。お客さんに来ていただかないといけないのに、立地的に来にくい部分があり……。

普通にSNSをやっていただけであれば、遠方の方とは出会えてなかったと思うんですよ。クラウドファンディングだからこそ、そういう方と出会えたと思います。プロジェクトの過程から知ってもらうことで、仲間のような存在になれたと思います。

あとは、支援者だけではなく店舗の方もクラウドファンディングのプロジェクトを見てくださって、「ビールができたら取り扱いますね!」と言ってくださった方もいました。そういう方は、クラウドファンディングページで情報収集をされていたんですよね。そういう方々に知ってもらうきっかけになれたのがすごく良かったですね。

クラウドファンディングを始めるまで、葛藤があった

ーーなるほど!情報源としてクラウドファンディングのページを見る方もいらっしゃるんですね。
ーー進藤さんがクラウドファンディングをやろうと思ったきっかけは何でしたか?

単純に、まずは資金を集めるという部分が一番大きかったです。やらざるを得ない状況だったんですよ。なのですでにクラウドファンディングに挑戦した方に話を聞いたり、相談させてもらったりして、やることにしました。

ただ最初は「いやー、クラウドファンディングか・・」って思ったんですよね。始めることに対して葛藤がありました。世代的にも「人からお金もらってやるってダサくね?」といったような考えがあったんですよね。

ただビジネス観点でちゃんと考えると、お金もいただけて宣伝もできて、もちろん返礼品で返さないといけないんですけど、マイナス点がなかったんですよね。自分の変なプライドだけを捨てれば、すべてがプラスなんだということに気付けたんです。この気づきがものすごくでかかったですね。

最初の葛藤はありましたし、自分のプライドを捨てるのは簡単ではなかったですが、やるって決めてからは、かなり前向きに全部考えてやってました。

クラウドファンディングの良さは『過程』にある

ーーその思考の転換はものすごいですね!
ーー実際にやっていく中でどのような良さを感じられましたか?

そうですね。プロジェクトの最初、そして過程も支援者さんに全部見てもらうことで、その全過程を楽しんでいただけているのを感じました。

世間的には逆じゃないですか。「過程はどうでも良くて、結果しか見ていない」じゃないですか。いろんな企業とか社会的には、「一生懸命頑張りました、頑張りました」って言っても、「一位にならないとそれは結果的には0だよ」という評価をされますよね。

でもクラウドファンディングは逆でしたね。結果が0だったとしても、過程で頑張っている姿も見てくださるし、その部分を評価してくださる。結果が全て、と思っている支援者さんは少ないんじゃないかな。過程を楽しんでもらえているからこそ、世の中とは逆転現象が起こっているんだろうなというのを感じますね。

クラウドファンディングを実際に僕もやってみて、最初は「◯◯さんに返礼品を返さないと!」「美味しいもの作らないと!」って思ってたんです。けど実際それが例え美味しくなくても、クラウドファンディングの支援者さんであれば満足してくださる方は多いんじゃないかなと思います。

なぜかと言うと美味しいものが欲しいから支援するんじゃなくて、「応援したいから支援する」という人が9割くらいだと思うんですよね結果だけに期待しているのではなく、過程も一緒に楽しんでくれている方々がたくさんいらっしゃったと感じます。別に美味しいものが欲しいんだったら美味しいものを買いますよね(笑)

プロジェクトで作っていたものが結果的に美味しくなかったり、失敗するものだったとしても「よく頑張ったね」って拍手してくれる方がたくさんいると思います。

実際、ビール6本で10,000円って高いですよね!(笑)それでも支援してくださる方がいるのは、美味しさという結果だけを見ているのではなく、応援の意味がこもっているんだと思います。

ーー確かに過程を見ていると愛着もわきますよね。
ーーSNSだけを見ていると「なんとなく知ってるお店の方」くらいに思えますが、クラウドファンディングで支援をすると、もう仲間みたいな感覚になるんですかね!

本当にそうですね。自分が携わっている感じがあるんでしょうね。一緒にビールを作っているわけではないですが、プロジェクトを一緒に行っている感覚。

私もクラウドファンディングの現状報告をしたりとか、終わってからも「ここまでできました」という報告をしたりしていたので、その過程も楽しんでいただけたかなと思います。

・・・話してたらまたやりたくなっちゃったな、クラウドファンディング(笑)

やらなければならない状況に自分を追い込む

ーーでは最後に、クラウドファンディングに挑戦したいという方にメッセージをお願いします!

若い人でやりたいと思ってる人がいるなら「絶対やったほうがいい」と思いますよね。ありきたりな言葉かもしれませんが、やったからこそ「絶対にやったほうがいい」ってはっきり言えますね。

成功するかしないかは分からないかもしれないけど、やってみること。立て直しなんて絶対にすぐにできる世代でもあると思うので。

僕らの世代って、特に追い詰められないとやらない世代でもあると思うんですよね。受験勉強も一週間前くらいになってやる、みたいな。笑

そういう世代なので、何をするにしてももうやらないといけないシチュエーションに自分を持っていくというのも大切だなって思います。

クラウドファンディングは「実際に返礼品を返さなくちゃいけない」というプレッシャー、悪くいうとプレッシャーもありますよね。でもプレッシャーだったり、応援していただいたから期待に応えたいという想いだったり、そういうものがあるからこそ、頑張れる部分ってあると思うんですよ。「自分を追い詰める」という、そういうのが大切だと思いますね。

ーー自分を追い詰める!!今の私にものすごくヒットしました……。
やはり実践した方の言葉は力強いですね!もっと何かに挑戦したくなりました。
ーー本日は本当にありがとうございました!

ーー後書き:聞き手のayaが思ったこと

お話をする中で進藤さんが感じる「ワクワク」が伝播してきたんですよね!
やらなければいけない状況に自分を追い込んでみる』というのは、一見簡単そうでも難しいこと。でもそれを実際にやったからこそ、ここまで熱い想いを持って発することができるんだろうなと感激でした。

そして「もう一度クラウドファンディング、やりたくなってきた!」と笑顔で話す進藤さんを見て、やはり何かにチャレンジしている人って素敵だなと思いました。

進藤さんのこれからの挑戦も応援しています!そして本当に素敵なお店だったので、ぜひ行ってみてください!

株式会社WILLIAMS
代表取締役 進藤慶大

Instagram https://www.instagram.com/williams_brooklyn_restaurant/
Instagram https://www.instagram.com/williams_brewery/

HP https://www.williams-coffee-works.com

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